しあみ シアミ tenacity、persistent
獲物に対する執念のようなもの。追跡時のしつこさ、諦めの悪さ。普通は雌で強く、雄で弱い。雄は雛が小さいうちには狩りを全てまかされる。供給が途絶してはいけないので、体重比でも(雄が雌より小さいから、という以上に小さい)より小さい獲物を狙う。小物は一回の成功で得られる肉が少なく、数が多いので、相手が速いなら早目に諦めて次を狙うのが得。対して雌は、大きくなった雛のためまた自分のために狩りを行なう。体重比で大きめの獲物を狙う。成功すれば得るもの大きく、替わりの目標を見つけにくいから、しつこく追うのが得。・・・というあたりがしあみの強さの雌雄さの背景にはある。→冴え
地下足袋 ジカタビ
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鷹匠衣装のひとつ。7つコハゼが本式だったとされる。
シギ 鴫 Snipe
ハヤブサを捕獲する時、見張り役としてムナグロが用いられた。また、タシギ Common Snipe Gallinago gallinago(100〜150グラム)、ヤマシギ Woodcock Scolopax rusticola (約300グラム)、は猟鳥。ただし速くて捕りづらい。
式架 シキボコ
シケ打ち シケウチ
おそらくシゲウチ(繁打ちまたは重打ち)のこと。紐を、丸くではなく、平らに組むこと。
仕込み シコミ trainning
肉色 シシ
胸筋の太り加減。餓死寸前が三分、きつい性格の非刷り込み個体で管理者のミスではなく訓練初期には下げて仕方ないのが五分、訓練が進んでも「あまり上げられないなあ」が6〜7分、飼育下で普通に良いのが八分(常肉色)、一杯に上げると十分(丸1または丸肉色、野肉色)。非常に粗く標準体重に対してのパーセンテイジをいえば、三分が55パーセント、五分が70パーセント、八分が80パーセント、丸で90パーセントぐらい。脂肪がない分、胸筋の太り加減が野生個体並みでも体重は軽くなる。ちなみに国産のオオタカの雌は健康でも、冬期に約1050〜1200グラム、夏期には約900グラムであり、胸筋も当然変動しようし、保護個体は保護される原因があるわけで、単純な比較は問題が大きい。
肉色当て シシアテ
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胸骨突起を親指と人差し指ではさんで下から上へと触れて調べる。取り肉色に同じ。→前当て
肉色引く シシヒク
自傷 ジショウ 画像
鷹が自分自身を傷つける。保定時に爪が足裏に刺さるのが普通。
四節架 シセツボコ
私鷹 シダカ? シヨウ? ワタクシダカ?
地鷹 ジダカ
下鷹 シタタカ
下目になる シタメ
したをかる シタヲカル
七段 シチダン 画像
十鷹十色 ジッタカトイロ
花見の造語。鷹の個性を尊重することの大切さを説く。
実の策 ジツノブチ
鷹犬に対して、獲物がいる場所そのものを指し示す策の使い方。→虚の策
漆皮 シッピ
シトド 鵐
鵐鳴き シトドナキ
twittering
[しない] シナイ
ハヤブサがガンを捕り、もつれあって地上に落ちた後で、ガンが翼でハヤブサを叩く。オオタカは足で掴む1だけなので、しばしばガンに翼で叩かれ、失神したり死んだりすることがあるが、ハヤブサは獲物の首を咬んで素速く殺してしまうのが普通なので、この「シナイ」は多くは起こらなかったはず。
志奈枝 シナイ
簓刀とも書く。イヌを叩いて懲戒するための棒。竹製。長さ二尺三ないし四寸。手元を五寸残して割り、花色の布の上袋で覆う。叩いても音ばかり高くあまり痛くないようになっている。→策2、狩杖、勢子杖
柴狩り シバカリ
芝生 シバフ loan、weathering loan
葉が堅い野芝や高麗芝ではなく、柔らかい洋芝がいい。健全な芝は晒し場としても、初期訓練の場所としても最適。泥や糞で汚れることもない。唯一の欠点は、汚染地域ではキャピラリアのリスクが高まること。 また、管理の難しさも欠点といえばいえる。しょぼくれた芝生は一転、鳥にとってきわめて良くない。品種の選択、水はけ、日照、芝刈りなどに留意すること。
脂肪1 シボウ fat1 画像
厳寒期や高負荷時にはよい餌であるが、与えすぎると肉色が上がる。蛋白質との含有カロリーの差を考えて使う必要がある。脳も餌としてみれば脂肪の塊といえる。
脂肪2 シボウ fat2
鳥も肥満する。筋肉が脂肪で置き換えられ、さらに脂が溜まる。正常な体重の2倍近くになることもある。
持明院家 ジミョウインケ
禁野 シメノ
天皇以外の猟が禁じられている場所。禁軍や紫禁城などと同様の用法。キンヤとも読む。
絞める シメル
ジャックラビット Jack Rabbit
北アメリカに産する大型のノウサギ(Rabbit でもアナウサギ類ではない)。3〜4.5キログラム。black tailed 〜 Lepus californicus と white tailed 〜 Lepus townsendii などがある。
車馬仕込み シャバジコミ
ジャンプアップ jump-up
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おそらくはインドあたりの伝統的な訓練法。低い台と掲げた拳の間を往復させて、胸筋を鍛える。体が回るようにするのによいが、飛行の練習にはならない。
銃禁 ジュウキン
十二顔 ジュウニガン 12 face types
一覧
鴛鴦(おしどり)、懸巣(かけす)、小鷲(こわし)、鵐(しとど)、鷹(たか)、雀鷹(つみ)、鳶(とび)、蛇(へび)、猿子(ましこ)、鶚(みさご)、鵙(もず)、鷲(わし)、がある。
銃猟禁止区域 ジュウリョウキンシクイキ
銃による狩猟が禁じられている区域。鷹狩りや罠、網猟は行なえる。
自由猟具 ジユウリョウグ
朱光? アケミツ? シュコウ?
受信機 ジュシンキ
receiver
主鷹司 シュタカシ
種の保存法 シュノホゾンホウ
撞木鷹 シュモクダカ
T perch Spar.
丁字形の背の高い野架2(=撞木)からスタートしてヒバリを捕り、再び戻るように訓練されたハイタカ。またそれを用いての狩り。立ち木がない川原などで行なわれた。
狩猟者登録 シュリョウシャトウロク
法定猟具を用いて狩猟する場合、都道府県に登録する必要がある。
狩猟税 シュリョウゼイ
順行訓練 ジュンコウクンレン
人が動物に教えたい一連の動作を、順番通りに教えていく訓練方法。→逆行訓練
兄鷹 ショウ tassel、tiercel、tarsell、tercel
将毛 ショウゲ
日本産のクマタカの冠毛のうちで、雄だけにあるとされる、より前方にあってひときわ長い2本の羽。兄鷹毛か。
常肉色 ジョウジシ
上昇気流 ジョウショウキリュウ
ascending current
装束1 ショウゾク
装束2 ショウゾク
装束3 ショウゾク
衝動 ショウドウ
古典的動物行動学の概念。狩り、交尾など(あるいはそれらに含まれるより詳細な要素)に衝動を仮定し、それが解発因によって解発されて行動が発現するとする。
常の落ち ショウノオチ
イヌや勢子が出したのではなく、獲物が自分から飛び立って降りた先。ヒトの側に出したつもりはなくても実際には早立ちなのかもしれないが。→落ち1
小の首縄 ショウノクビナワ
紺染め麻糸シケ打ち。長さ一尺六寸、上に一寸の坪。他端は形状不明。放し犬の首輪の固定用、放し犬も普段は首輪はつけないので、この首縄がいまでいうところの首輪にあたる。→大の首縄
正麩糊 ショウフノリ 画像
小麦粉または米粉から作った糊。小麦粉を練って水に晒すと麩が残る。流した水を貯めておき、煮詰めるなどして糊とする。大名の地元と江戸間のなど長距離輸送の際に、鷹の尾羽1を固めて傷むのを予防した。ぬるま湯で簡単に落ちる。
生類憐みの令 ショウルイアワレミノレイ
五代綱吉が発した。六代家宣が廃するが、八代吉宗まで鷹狩りは江戸近辺では中断する。地方では続けられていたことに留意。
ショックカラー shock collar 画像
濫用不可。が、交通事故死よりはマシ。機種と使い方を熟慮すれば倫理上の問題もない。電気ショック首輪に同じ。
ショックマーク shock mark 画像
初鳥飼 ショトリカイ first
entering
新しい鷹に初めて野生の獲物を捕らせる。以前は鴨場でこれを行なった。羽鳥飼に同じ。
初列風切羽 ショレツカザキリバネ
primaries 画像
白尾 シラオ
遠方から発見しやすくため、鵠(コウノトリかハクチョウかは不明)の白い羽を鷹の尾に継いだもの。中国・朝鮮にも似た手法がある。
白ける シラケル
refuse
頭巾を外されているハヤブサが獲物を見て欲しがっても、環境の事情などで追わせてやれないことが重ねると、ついには獲物を襲う意欲を失う。refuse はハヤブサ以外にも使う。→白む、取り白む
シラコバト 白子鳩 Eurasian Collared-Dove
Streptopelia decaocto。現在では天然記念物であり、とても鷹の餌には出来ない。約200グラム。白鳩(シロバト)、真鳩(マバト)に同じ。→山鳩(ヤマバト)、雉鳩(キジバト)、ハト
シラサギ 白鷺
コサギ Little Egret Egretta garzetta、チュウサギ Intermidiate Egret E. intermedia ダイサギ Great Egret E. alba アマサギ Cattle Egret Bubulcus ibis などの総称。
シラミ lice
シラミ lice
白む シラム refuse
尻 シリ
尻革 シリガワ 画像
腰から尻に垂らして、雪の上に座る時に敷く。登山用品店のシカ皮のものはすぐに毛が擦り切れてダメ。カモシカ皮が最上等だが、せめてアナグマ、さもなくばタヌキ皮のものがよい。
趾瘤症 シリュウショウ
bumble foot 画像
視力 シリョク vision
ヒトの何倍良いかには、「2倍ぐらい」から「10倍」まで諸説ある。が、単純な視力の問題というより、「注視している部分だけ拡大できる」「薮越しの認知能力が高い」「動くものに敏感」「種によっては紫外線が見える」といった質について考えるほうがよりよい理解に到達できそうではある。
次列風切羽 ジレツカザキリバネ
secondaries、flags1 画像
代 シロ
よい狩り場。ことに、狩り場の中の特定の地点。鶴の〜。ひとつの筋の中に複数の代がある。→付き場
白金羽 シロガネバネ
白兄鷹 シロジョウ
白鳥 シロトリ 画像
白塗りの鈴 シロヌリノスズ
白装束 シロノショウゾク
シロバト 白鳩 Eurasian Collared-Dove
シロハヤブサ 白隼
Gyrfalcon、Jerkin 画像
Falco rusticolus。欧では最高とされる鳥。日本では使う場所の問題が大きい。
人工授精 ジンコウジュセイ
artificial insemination
新修鷹経 シンシュウヨウキョウ
嵯峨天皇が編纂させた鷹狩り技術書。818年。現存するまとまった技術書のなかでは世界最古か。
陣架 ジンボコ
人鷹一体 ジンヨウイッタイ
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